大切な目を守るために、
検査や矯正訓練を行う
① 医師の診断のためのさまざまな検査(視力、視野、屈折、眼圧など)② 斜視・弱視などに対する視機能回復を目的とした矯正訓練 ③ 視覚に障害を持つ人の現在の視機能を最大限に活用して、生活の質のレベルを維持するロービジョンケアなどを担います。また、④ 乳幼児健診、学校健診、職場健診などで病気の早期発見・予防にも貢献しています。
高齢化や生活習慣の変化により、緑内障・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性などに伴う視機能障害が増加し、ロービジョンケアが注目されています。現在は視能訓練士の大半が病院などに勤務していますが、今後は保健所や老人福祉センターでの活躍も期待されます。現在、眼科医14,000人に対し、視能訓練士は16,000人ほど。眼科医1人に対し視能訓練士は2~3人が必要と言われ、さらなる養成が望まれています。