国際医療福祉大学

教員インタビュー

自らが勉強することが、
人のために役立つパイオニア精神で、
発見を重ね、創り上げていく
福岡保健医療学部 言語聴覚学科
爲数 哲司学科長・教授

研究内容 About a study

主な研究について

言語機能についての
さまざまな研究に取り組む

現在は、神経内科医と共同で、レビー小体型認知症の言語機能についてや、個人では、言語聴覚士養成教育について研究しています。指導している大学院生の摂食嚥下障害のニューロリハビリテーションに関する研究が、今後、脚光を浴びることが予想されるため、さらに力を入れているところです。

研究する上で、楽しいこと、
印象に残っていること

見学実習にディベートを取り入れた
教育方法を検討

他の教員と共に、見学実習にディベートを取り入れた教育方法を検討し、初めて論文作成して投稿したことが思い出に残っています。とても大変だった分、達成感を味わうことができました。

研究する上で、大変なこと

何度も書き直し検討を重ねた、
博士論文

博士論文を提出して合格するまでに2年間ほどかかり、7~8回ほど書き直したことです。先が見えない状態の時がありましたが、絶対にあきらめないといった“信念”を持って取り組んでいたので、やり遂げることができました。

今後の展望

好奇心を持ち、教養を高め、
感性や知性を豊かに

今後は、人工知能の導入で、患者さんの評価診断や治療プログラムも迅速かつ正確なものになっていくでしょう。しかし、対象者が障害を持っていても質の高い豊かな暮らしを実現するためには、医療福祉の従事者は感性や知性が豊かでなければ機械に使われる立場になるのではないでしょうか。専門知識ももちろんですが、様々なことに常に好奇心を持ち、考えていく教養豊かな人に自分もなるような努力をしていき、また、そのような人材を育てなければと強く思っています。

学生について About a student

学生たちの様子、本学のいいところ

熱心で素直、
心根のやさしい学生が多い

授業中は熱心にノートをとっていますが、控えめでシャイな学生が多いためか、発言を求めると小声で答えてくることも多いです。休み時間はうるさいくらいなので、元気がないわけではないのでしょう。総じて言うと、素直で心根のやさしい学生ばかりです。学生と教員の間が近いところも、魅力ではないでしょうか。どの学科も学生が気軽に研究室を訪問して指導等を受けています。

研究内容は、社会でどんな役に立つのか

グループ実践が、
研究の面白さに気付くきっかけに

現在、3年生で担当している「運動障害性構音障害学」は、臨床現場で最もよく接する言語障害です。研究法の講義はグループで研究テーマを決めて研究を実践するため、研究のおもしろさを体験してもらえます。そのことが、将来、研究に取り組むきっかけになるのではないかと思います。

どんな学生にふさわしい大学か、
また、卒業生はどんな仕事に就いているか

他者の力になりたい、
人を幸せにしたい人に

医療福祉の分野は、自分が懸命に学ぶことが、他人を幸せにすることにつながります。他者の力になりたいと思っている方にはぴったりだと思います。卒業生のほとんどが大学病院、リハビリテーション病院等で、言語聴覚士として勤務しています。

メッセージ Message

高校生(受験生)へのメッセージ

言語聴覚士は、リハビリテーションの他の職種に比べて、まだまだ未開拓なところが多い分野です。その分、自分たちで作りあげることができるので、やりがいがあります。パイオニア精神で、私たちと一緒に、頑張って取り組んでみませんか。

福岡保健医療学部 言語聴覚学科
学科長・教授
爲数 哲司

所有資格:言語聴覚士、介護支援専門員
出身地:福岡県 趣味:映画鑑賞、読書
愛読書:司馬遼太郎の「峠」、「坂の上の雲」など

所有資格:言語聴覚士、介護支援専門員
出身地:福岡県 趣味:映画鑑賞、読書
愛読書:司馬遼太郎の「峠」、「坂の上の雲」など

休日の過ごし方

次女が障害をもっており、彼女が好きなドライブや散歩、買い物を一緒にすることが多いです。

好きな言葉

『朝がこない夜はない』
(苦しい後には、必ず良いことがある。難題だとしても、必ず解決方法が見つかる。だから頑張って取り組んでいこうという意味)

最近興味を持っていること

人工知能と、今後、どういう風につきあっていくべきなのかについて考えています。また、人工知能が、『感性』をどのようにとらえるのか、とても興味があります。