国際医療福祉大学

教員インタビュー

新しい技術を積極的に身に付け
将来、さまざまな分野で
力を発揮できる
保健医療学部 放射線・情報科学科
岡野 員人助教

研究内容 About a study

主な研究について

X線CTの画質や被ばく、
死亡時画像診断を研究

X線CTの画質や被ばくについて研究しています。また、死亡時画像診断 (Autopsy imaging : Ai )についても研究しています。X線CT装置は全国に1万3千台以上あり、どこでも高度な検査を受けることが可能となっている反面、医療被ばくが多いことが問題となっています。そこで、適切な線量で診断できる画像を撮影することが求められており、診療放射線技師にとっては非常に重要な領域となっています。また、死亡時画像診断では、X線CT装置を利用して検査することが多いのですが、生体とは異なる状態の被写体を撮影しますのでその撮影技術について研究しています。

研究する上で、楽しいこと、
印象に残っていること

学会発表が、人との出会い、
成長につながっている

学会等で発表することで、いろいろな人と出会い、様々な意見をいただき、自分の研究に生かしています。その中で、辛いことや楽しいことが繰り返され自身の成長につながっていると思います。

研究する上で、大変なこと

研究発表のため、多くの課題に取り組む

楽しいことと同じですが、やはり、学会での研究発表や論文執筆をするための準備には、取り組むことが多く、時間もかかりとても大変です。しかし、多くの方のアドバイスをいただくことで乗り越え、さらに、新しい課題へチャレンジする力を身に付けていくことに繋がっていると思います。

今後の展望

新しい技術への挑戦

医療機器の進化は駕くほど早く、常に進化を続けています。画像検査や放射線治療においては常に安全性や精度が求められており、診療放射線技師も高い能力が要求されるようになってきています。そのような環境に置いていかれないように、常にいろいろな情報を取り入れ、自分自身の成長だけでなく、診療放射線技師をめざす学生の教育に力を入れていきたいと考えています。

学生について About a student

学生たちの様子、本学のいいところ

素直で真面目な学生が多く、
学びに適した環境

1学年120人ほどの学生が在籍していますので、様々な個性を持った学生がおりますが、共通して言えることは「素直でまじめな学生」が多いという印象です。勉強と遊びのメリ八リができていて、勉強するときは集中して学び、長期休みのときは友人同士で旅行に行ったりして思いっきり遊んでいるようです。大学は、自然豊かな場所にあるので、勉強に集中できます。関連職種連携教育に力を入れており、診療放射線技師以外の医療福祉職のことが理解でき、視野の広い診療放射線技師をめざすことができます。また、「チーム医療・チームケア」だけでなく、他職種と共同で研究を行える環境にあることも、本学のひとつの魅力ですし、今後の医療技術の発展に必要なことでもあります。さらに、卒業生が2万人を超え、全国各地の医療機関で活躍しているため、就職後も心強いと思います。

研究内容は、社会でどんな役に立つのか

解剖を熟知し、
線量と画質の関係を常に意識

私は、「常に被ばくと画質を考えて診断に有用な画像を撮影できるように」と言っています。CT検査を例にすると、患者さんを寝台に寝かせてボタンを押せば何も考えなくても撮影できてしまいます。ただ、それだけでは患者さんにとっての適切な医療とは当然言えません。CT検査に限らず、その他の放射線を使った検査では必ず被ばくが伴いますので、できる限り少ない線量で検査することが求められます。そのため、放射線の正しい知識を身につけることはもちろんのこと、線量と画質の関係についても常に意識しておく必要があります。また、人体の正しい解剖を知っておくことも診断に有用な画像を撮影するためには必要です。画像検査は、治療やリハビリと違い短時間で終わります。その限られた時間の中で、患者さんの様々な情報を瞬時に読み取り、適切な撮影を行える技術を身に付けることが患者さんのその後の治療や予後に関わってくると思います。

どんな学生にふさわしい大学か、
また、卒業生はどんな仕事に就いているか

診療放射線技師をめざす学生が、
夢を持てる大学

大学病院などの大規模な総合病院から健診を主とするクリニックまで様々な医療機関で活躍しています。また、日々の撮影や治療の業務だけでなく、研究を一生懸命に行っている卒業生もおり、国内や海外の学会で活躍しています。さらには、医療機器メーカーに就職してアプリケーションスペシャリスト(※)として活躍している卒業生もいます。1学年120人もいるため、いろいろな個性を持った学生が様々な目標を持って学んでいます。どんな学生にふさわしいかではなく、診療放射線技師をめざす学生であれば、どんな学生でも夢を持てる大学だと思います。
(※)CT、MRI、超音波診断装置などの医療機器導入先へ、使用方法を説明したり、研究の最新情報の提供などを行う専門職です。

メッセージ Message

高校生(受験生)へのメッセージ

本学科には、診療放射線技師以外にも医師、理工系の専任教員が集結し、基礎から専門技術までを体系的に指導しています。ときに厳しく、ときにやさしく親身になって学生の学びを支援しています。また、大田原キャンパスの学生数は4000人を超え、かけがえのない友人に出会うことができます。多くの教員や友人がいるということは、充実した学生生活を送るためには必要不可欠です。来年の4月に、大田原キャンパスでお会いできることを楽しみにしています。

保健医療学部 放射線・情報科学科
助教
岡野 員人

所有資格:診療放射線技師
出身地:静岡県 趣味:フットサル
愛読書:長谷部誠 「心を整える。」

所有資格:診療放射線技師
出身地:静岡県 趣味:フットサル
愛読書:長谷部誠 「心を整える。」

休日の過ごし方

子供が3人いるので、子供たちと出かけたり庭でボールを蹴って遊んだりしています。

好きな言葉

『飛耳長目』
(目や耳を使って、常に情報を入手しておくことを心がける)

最近興味を持っていること

メンタルトレーニングです。自分自身のメンタルだけでなく、学生のやる気を向上させたいと思い、関連する書籍を読んでいます。