国際医療福祉大学

教員インタビュー

教育・研究・臨床の3本柱が充実、
チームを組んだ医療実習で
実務に近い学びを
保健医療学部 視機能療法学科
野上 豪志技術助手

研究内容 About a study

主な研究について

コンタクトレンズの使用が
角膜形状へ与える影響について

近年の医療技術の発達に伴い、眼科領域では白内障やLASIK手術後の見えの質(Quality Of Vision : QOV)がより重要視される時代になりました。これらの術前検査に、角膜形状測定があります。しかし、コンタクトレンズを使用している方は、コンタクトレンズによって角膜形状が元来の形状と異なった状態になってしまっていると言われています。そのため、術前検査で正確な角膜形状を測定するためには、コンタクトレンズによる角膜形状への影響を考慮しなければなりません。しかし、どのぐらいの期間で角膜形状が元来の形状に戻るのかはきちんとした報告がありません。そのため、コンタクトレンズを外してからどのぐらいの時間がたてばその人の持つ本来の角膜形状に戻るのかを調べています。

研究する上で、楽しいこと、
印象に残っていること

初めて、自分の研究した成果を
学会で発表したときに感じた達成感

初めての発表だったので、スライドの作成方法や展開方法など、多くの先生に質問をしてアドバイスを受け、少しずつクリアしていきました。緊張もしましたが、世の中に自分の研究成果を伝えられたことに達成感を感じました。

研究する上で、大変なこと

自分の思うような測定結果が
得られなかったときの落胆

研究には付きものですが、時間をかけてデータを測定・解析して、自分の思うような結果が得られなかったときです。私自身、研究技術はまだまだ未熟ですので、そのような時は同学科の先生方にアドバイスをもらい、得られた結果を様々な視点から捉えるように意識しています。

今後の展望

研究結果が、少しでも患者様の
ためになるように

今後の展望は、現在行っている、コンタクトレンズ装用による角膜形状変化の研究で、まだ発見されていない結果を見つけ出し、それを世に伝えることです。自分の研究結果が少しでも患者様のためになればと思い、日々研究しています。

学生について About a student

学生たちの様子、本学のいいところ

8学部から1人ずつ選出し、
模擬患者への医療チームをつくる

視機能療法学科は大田原キャンパスの中でも少人数の学科ですので、学生同士の仲が非常に良いという印象です。私も同学科の卒業生ですが、年に数回、学科教員と学科の学生全員による交流会も行っており、同級生だけでなく先輩後輩との交流も盛んです。

この大学のいいところは、力を入れている関連職種連携(チーム医療)を、学生の頃から深く学べるところではないかと思います。医療関係に就職すると、必ずといっていいほど、医療福祉職によるチーム医療が必要になってきます。本学は、大田原キャンパスだけでも3 学部8 学科と、多くの医療・福祉専門職があります。それらの学生1 人ひとりが1 つのチームとなり、症例や実際の患者様に対してのアプローチを行うなど、充実したチーム医療教育を受けられます。

研究内容は、社会でどんな役に立つのか

教育・研究・臨床の3本柱を
意識した教育を心がけています

【教育】本学科では、実習等の教育面で、自分が学生のころに先生方から学んできたことや、自らが臨床で培った知識やスキルをなるべく分かりやすく伝え、より実践に即した実習になるように心がけています。
【研究】本学科では、卒業研究を通して、学生のうちから研究手法を学べるようにしています。
【臨床】本学科では、学内実習で、教科書的な知識に加え、私自身が実際の臨床現場で学んだ知識・技術を伝えるように心がけています。

私は、国際医療福祉大学病院の眼科でも勤務していますので、臨地実習等の学外実習においては、教科書では学ぶことの出来ない臨床的なスキルの習得や、患者様に合わせたコミュニケーションスキルの習得等の育成に重点的に力を入れています。教科書だけでは学ぶことの出来ないことがたくさんあります。
以上の3点を軸に、将来、視能訓練士として働く際に、様々な視点から物事を捉えることの出来る応用力を持った視能訓練士を育成することを念頭に教育にあたっています。

どんな学生にふさわしい大学か、
また、卒業生はどんな仕事に就いているか

人に対して、思いやりと
素直な心を持って接する方に
ふさわしい大学だと思います

本学は、医療福祉の総合大学なので、人と接する仕事に就くことが多く、その際に思いやりと素直な心を持って接することができることが大切だと思います。
また、視機能療法学科は、眼の専門職である視能訓練士を育てる場ですので、卒業生は、大学病院・総合病院の眼科や、個人眼科で勤務されている方が多くを占めています。中には、教育機関(大学や専門学校)に就職する方や大学院に進学する方もいます。

メッセージ Message

高校生(受験生)へのメッセージ

高校生の皆さん、こんにちは。このページを見ている皆さんは少なからず医療福祉の分野に興味を持たれていることと思います。本学には、数多くの医療福祉の専門職をめざせる学科があります。これからますます高齢化社会が進んでいくこともあり、医療福祉職のニーズは高まるばかりです。ぜひ一度本学のオープンキャンパスに参加して、数多くの医療福祉専門職を体験してみてください。きっと皆さんにぴったりな職種が見つかると思います。

保健医療学部 視機能療法学科
技術助手
野上 豪志

所有資格:視能訓練士
出身地:茨城県 趣味:旅行、ドライブ

所有資格:視能訓練士
出身地:茨城県 趣味:旅行、ドライブ

休日の過ごし方

昔から滝が好きなので、見に行っています。見ているととても落ち着きます。華厳の滝などが、おすすめです。

好きな言葉

『百里を行く者は、九十里を半ばとす』
(100のゴールに向かって、50を中間と考えずに、もっと多めをめざして頑張った方がいい。50を超えてからが大変で、さらに、90からの最後のひと踏ん張りがまた大切である)

最近興味を持っていること

ボルタリングに挑戦しています。頭と体を使ってできることや、難易度がだんだん上がっていくのが面白いです。仲間と一緒に楽しんでいます。